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教育や時事についての日記

別れたくても別れられない心理学〜気持ちよく別れるためには〜

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目次

 はじめに

 ほとんどの人は、恋愛や結婚を経験する。そして、それらには必ず別れがある。一番いい別れは、最後まで添い遂げて死を迎えることだろう。しかし、そういったことは人生で何度も来るわけではない。

 みなさんが思う別れとは、恋愛による別れや離婚などだろう。これらの別れは、非常に辛いものである。それが自分から切り出した答えであっても、乗り越えるには時間がかかるだろう。

 そこで、下記ではそうした辛い別れを決断し、気持ちよく次のステップに行くことができるようになる簡単な方法を心理学の観点から述べていきたいと思う。

①変化を恐れない

 心理学の中に、損失回避というものがある。これは、簡単に言うと、自分が何か行動したことによって損するのであれば、何もしないでおくというものである。例えば、服である。一年間も来ていない服ならば、今後、ほとんど着る可能性は無いだろう。しかし、多くの人は、「売ってしまってまた欲しくなるかも。」「売った後に、着たくなったらどうしよう。」と思って、そのまま持ち続けている。

 こうした話は、他にもたくさんある。私がここで述べたいことは、別れるという変化を恐れていては、何年も着ない服を持ち続けているのと同じということだ。

②別れることのメリット

 損失を回避する行動は、時としてよく作用することがある。しかし、これの記事を読んでいるということは、別れることによるメリットが多いと思う。先ほどの例の服で考えてみると、売ることによって、片付いたり、新しい服で楽しむことができたりするなどのメリットがある。

 よく、デメリットとして、「今の人よりいい人がいないのではないか。」と考える人が多い。しかし、その確率は、いい人に出会える確率と同等だと捉えていい。ましてや、別れてみなければ、いい人に出会うこともない。つまり、別れた方が、確率としてもメリットとしても大きいのではないだろうか。

 

③絶対に別れられる方法

 中々行動に移せないという人はいるだろう。服を売りたいと思っても、いつまでも売れない人はいる。ではどうすれば良いのか。

 それは簡単なことである。「誰かにお願いをする。」ということだ。最近では、辞表を本人の代わりに上司に出す会社などもある。自分では、どうも一歩踏み出せない時には、そらについて感情などが介入しない第三者にやってもらうのが一番である。