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教育や時事についての日記

教師はブラックではない3つの理由

目次

 

 

初めに

 私は教師ではない。しかし、塾講師のアルバイト3年間や児童養護施設の訪問月に一度2年間継続し、中学校で部活の手伝いなどをした経験がる。詳しい内容については、違う記事でも書いているため読んでみてほしい。

 

その1~生徒のせいではない~

 最近よく耳にするようになった言葉がある。それは「今の中学生はうるさい」「SNSによるいじめ、大変そう」「言うことを聞かない生徒が多い」等々様々だ。共通するのは、生徒が悪い方向に変化しているため、親含め教師が対応に困っているということだ。

 だが、児童生徒が悪いのだろうか。違うだろう。この社会を作ったのはほかでもない、いま社会にいる人々、あるいはこれまで社会にいた人々であるのだ。確かに、少しずつ自我を持ち始め、自分自身でできることが増えてくる年齢である。しかし、児童生徒が行動、態度、言動が悪いといい、その社会の変化に対応しない教師は教師になる資格はないと思う。

 少なくとも、子どもが自分の意図しないように育ってしまっても、その責任は児童生徒ではなく、親や教師にある。自分たちが、あたかもしっかり指導し育てているという心を持つのはやめてほしい。

 

その2~どんな職業も辛い~

 人に教えるのは好きだけど、教師は大変そうだ。と思っている人が多いのではないだろうか。私も、そう考えた時期があった。正直今でもブラックではないと断言はできない。しかし、他の職業を見てみれば、教師だけが辛いわけではないことがわかってくる。人は、他者との比較によって自分の価値を判断する。教師を目指して、教師になった人は、社会と接する機会があまりない。辛いと言っている人は基準が低いと思う。

 公務員という安定の職業ということだけで就職しているのだろう。人のために働く。自分の将来のために働く。悔いのない人生を送るために働く。私は、教師をブラックだと言っている人は、この考えに乏しいのではないかと思う。賃金なんて気にしない。自分の好きな職業につけただけで、他の人に比べれば幸せではないだろうか。

 

+α

 私には兄がいる。自分勝手な兄だ。その兄は、バイクが好きでバイクの会社に就職した。聞く限り、福利厚生、職場環境、決していいとは言えない。公務員と比べたらなおさらだ。しかし、賃金は気にしていない。自分の好きなことをできているだけで幸せだと語っている。朝は7時には起床し、夜は残業代が出ているのかも定かではないが、家につくのは11時。兄は大卒であるのに、周囲には高卒、中卒ばかり。でも兄は、生き生きしている。自分の人生、明日死んでも後悔はないような出で立ちだ。私もそう生きていきたい。

 

その3~現に教師は減っていない~

 インターネットにおいて、掲示板やこうしたブログ等で、「教師はブラックだ」「やめた方がいい」と言ってる。テレビのニュースなどでも取り上げられる始末だ。しかし、教師の倍率は減少しているだろうか。今すぐ調べてほしい。

 結局のところ、そう言ってその人たちに何の得があるのか。危険なものを危険といって、避けさせて善人になっているつもりだろうか。そうして注目を浴びたいのか。私にはわからないが、教師の倍率は減少していない。少子化などの影響で人数の原初があっても、他のメディアのような根拠は断片的で社会的背景をふまえていない

 私の述べていることも、本当かどうか心配だろう。そしたら、文部科学省のホームページに行き、少子化などの社会事情と各県のホームページの教員採用試験の倍率を見てみるといい。自分の目が一番信じれるものだろう。